最高のFUE PUNCHとは?

FUEには手動、電動(モーターライズド)、ロボット(ARTAS)の3種類があり、当院では電動FUEで手術を行っていることは以前の記事でお話をしたかと思います。

その電動FUEで使用するパンチにも幾つかの形状があります。

  • 先端が鋭利なシャープパンチ(sharp)
  • 先端が鈍なダルパンチ(dull)
  • 上記二つをミックスしたハイブリッドパンチ(hybrid)

どのパンチが優れているのかは長年議論されていますが、国際的にもいまだに結論が出ていません。

また、パンチの口径にも幅があり、一般に毛根採取で使用されるパンチ径は0.8mm~1.0mmです。

国際毛髪学会の刊行誌にARTASと0.8mmのパンチ径を比較した文献がありましたので添付します。

径が小さいほど術後の点状瘢痕が小さくなりますが、切断率は上がる傾向にあります。

当院にはシャープパンチ、ダルパンチ、ハイブリッドパンチのいずれも揃えてあり、パンチ径も0.8mm~1.0mmまで準備してあります。

どれか一つのパンチと径だけで全ての患者さんに最高の結果が出せればいいのですが、そうはいきません。

頭皮、毛根の状態は千差万別なので、ハイブリッドパンチで採取がうまくいかなかった人がシャープパンチならうまくいくこともあります。

頭皮状態によっては、あえて口径の大きいパンチで採取したほうが生着率が高くなる可能性すらあるでしょう。

大切なことは、患者さんの状態に合わせて機材を臨機応変に選択できる能力だと思います。

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