自毛植毛手術に伴うシースルー

こんにちは。

湘南美容クリニックAGA福岡院のワケヤマです。

今回は、自毛植毛手術に伴うリスクの一つであるシースルー(see through)に関してです。

今回の記事は、長井正寿師匠のブログ(2014年8月6日の記事)を参考にしました。

シースルーとは

後頭部のドナー採取部位で、頭皮が透けてみえる現象のことです。

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シースルーはドナーを帯状に採取するFUSSでは問題とならず、FUEで問題となることが多いです。

なぜ起こるのか

単位面積あたりから毛根を採取し過ぎた場合に起こりやすく、もともとの密度の25%以上採取した場合に起こりやすいといわれています。

例えば

1cm2あたりから20グラフトを採取するとします。

①1cm2に100個毛穴があると、100グラフト/cm2ということになります。

そこから20グラフト/cm2採取すると100グラフト/cm2の密度が80グラフト/cm2になりますが、採取したのは20パーセントですのでシースルーのリスクは低いです。

②1cm2に60個毛穴があると、60グラフト/cm2ということになります。

そこから20グラフト/cm2採取すると、60グラフト/cm2の密度が40グラフト/cm2になりますが、採取したのは33.3パーセントですのでシースルーのリスクが高いです。

欧米人とアジア人の平均密度の差

ここで注意しなければいけないことは、欧米人とアジア人の平均密度の違いです。

欧米人の密度は80~120グラフト/cm2ですがアジア人は50~80グラフト/cm2しかないのです。

つまり、日本人の場合には1cm2あたり10~16グラフトしか採取できず、それを超えて過剰採取するとシースルーのリスクが高まるということです。

 意識することで防げます

下の画像はロボット(ARTAS)FUEの手術から1週間後の写真です。

術者の意識次第で、ロボットFUEでも綺麗なドナー採取部位にすることが可能です。

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長井正寿師匠以外にもヨコ美クリニックの今川賢一郎先生、東京メモリアルクリニックの佐藤明男先生、別府ガーデンヒルクリニックくらた医院の倉田荘太郎先生、理研の辻孝先生など多くの著名な先生方が執筆を担当されております。

これから薄毛治療や植毛治療を始めようとお考えの先生にはお勧めの一冊です。

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 英語なので読むのが大変ですが、とても勉強になりますよ。

 

「植毛手術で結果を出す!」

湘南美容クリニックAGA福岡院

分山博文

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