女性の男性型脱毛症に対してのフィナステリド1.25mgとデュタステリド0.15mgの効果

女性の脱毛症は男性以上に深刻な悩みです。

男性の場合、有効とされている治療法も沢山あり、治療の結果、劇的ビフォーアフター的な変化を遂げる方も多くいらっしゃいます。

女性の場合はなかなかそうはいかず、治療の結果、体毛ばかり濃くなって肝心の毛髪はあまり変わらなかったという事すらあります。

女性の毛髪治療にはミノキシジルを使用することが一般的ですが、実はフィナステリドも効果があります。
海外の論文でその効果が示されていましたので、ご紹介します。

女性の男性型脱毛症におけるフィナステリドとデュタステリドの抜け毛に対する有効性の評価

2002年から2012年の間にフィナステリド1.25mgまたはデュタステリド0.15mgで治療を受けた女性3500人の画像データベースを用いて比較した。
評価はヨーロッパの皮膚科医/毛髪専門家3名が行った。

その結果、マイクロスコープ画像ではフィナステリド群では81.7%、デュタステリド群では83.3%で毛髪の厚みに増加が認められた。

また、画像評価ではフィナステリド群では68.9%、デュタステリド群では65.5%で密度改善を認めた。

さらに、50歳以下においては頭頂部の変化に限りデュタステリドの方が優れていた。

この論文では、フィナステリド1.25mgかデュタステリド0.15mgを毎日3年間投与することで、女性の男性型脱毛症において、毛髪の厚みを増加させ、さらなる悪化を食い止めたと結論付けてあります。

まとめ

この論文では、フィナステリド1.25mgかデュタステリド0.15mgを毎日3年間投与することで、女性の男性型脱毛症において、毛髪の厚みを増加させ、さらなる悪化を食い止めたと結論付けてあります。

当院でも難治性の女性の男性型脱毛症の方にはフィナステリド1mg~2mgを使用し、ある程度の効果はみられています。
注意点として、妊娠の可能性のある女性に対しては処方は出来ませんので、基本的には閉経後の方にのみ処方させていただいております。

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