薄毛の原因

こんにちは。湘南美容クリニックAGA福岡院所属、長井正寿の弟子のワケヤマです。

髪の毛が薄くなってしまう原因(薄毛の原因疾患)は幾つかあり、それらを悪化させる要因もあります(悪化因子)。

しかしネット上には「薄毛の原因は○○。植物抽出エキスで○○を撃退!」「新発見の○○で薄毛は改善」などと根拠の無い情報が乱立しております。

 

そういったサイトの完成度は非常に高く、専門家である私たちでされ「なるほど。そうなのか~」と納得しそうになる事があります。

薄毛を治すには適切な診断と治療が必要不可欠です。

間違った診断、間違った治療を続けていると、本来は治るはずのものも手遅れになってしまいます。

 

今回は薄毛の原因疾患悪化因子を記載していきたいと思います。

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薄毛の原因

薄毛の原因疾患

薄毛の原因疾患には幾つかあり、代表的なものは下記になります。

  1. 男性型脱毛症(AGA)
  2. 円形脱毛症
  3. 瘢痕性脱毛症
  4. 牽引性脱毛症
  5. 抜毛症
  6. 薬剤性・症候性脱毛症
男性型脱毛症(AGA)

薄毛の原因疾患の中で最も有名で最も頻度の高いものが男性型脱毛症(AGA)です。

日本人男性における発症頻度は30%程度で、男性の薄毛の95%以上はAGAが原因とも言われています。

AGAの発症には遺伝と男性ホルモンが関与していることが分かっており、一度発症したら自然に軽快することはなく、無治療であれば悪化し続けます

円形脱毛症

呼んで字のごとく、丸い脱毛斑が生じる疾患です。

10円玉位の綺麗な円形の脱毛をイメージされる方が多いかと思いますが、「円形」という疾患名にこだわる必要はなく、頭部全体に広がるものや睫毛や眉毛におよぶものまでさまざまです。

自己免疫性疾患と言われています。

瘢痕性脱毛症

外傷性瘢痕や母斑、腫瘍などに伴って認められる続発性瘢痕性脱毛症や、何らかの誘引によって毛隆起部の組織幹細胞が破壊される原発性瘢痕性脱毛症があります。

牽引性脱毛症

毎日のように髪の毛を結んだり、常にエクステを付けていたりする方でみられることがある脱毛症です。

女性に多いのですが、男性で見られることもあります。

男性の場合だと、ヘルメットを被る機会の多い方やタオルを頭に巻くことの多い方でみられます。

抜毛症

正常な毛を繰り返し引き抜いてしまう事で脱毛斑が出現する疾患で、思春期の女子に多いとされています。

薬剤性・症候性脱毛症

抗がん剤や向精神薬に伴う薬剤性脱毛症、甲状腺疾患に伴う症候性脱毛症などがあります。

 

男性の薄毛のほとんどは男性型脱毛症(AGA)によるものですが、日々診療を行っているとAGA以外の原因による薄毛の方も来院されます。

AGAに次いで多いのが牽引性脱毛症円形脱毛症でしょうか。

AGAにはフィナステリドとミノキシジルが有効ですが、牽引性脱毛には行動の見直し、円形脱毛症にはステロイド等を用いた治療(皮膚科での保険診療)が必要となってきます。

悪徳なクリニックは鑑別診断もせず無効な治療を押し売りするケースもあると聞きます。

ご自身の診断と治療方法に不安をお持ちの方がいらっしゃいましたら、一度他のクリニックに相談に行ってみるのもアリだと思いますよ。

 

悪化因子に関しては後日アップします。

 

薄毛治療を学びたい方へのお勧め図書

薄毛治療の入門書 
毛髪 ガイドライン2017を踏まえた治療update

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 2018年に克誠堂から出版されました。

長井正寿師匠以外にもヨコ美クリニックの今川賢一郎先生、東京メモリアルクリニックの佐藤明男先生、別府ガーデンヒルクリニックくらた医院の倉田荘太郎先生、理研の辻孝先生など多くの著名な先生方が執筆を担当されております。

これから薄毛治療や植毛治療を始めようとお考えの先生にはお勧めの一冊です。

専門医レベルの知識を求める方に
Hair Transplantation (English Edition)

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 英語なので読むのが大変ですが、とても勉強になりますよ。

 

「植毛手術で結果を出す!」

湘南美容クリニックAGA福岡院

分山博文

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