自毛植毛 メリット デメリット
薬物療法を続けてもなかなか改善しない生え際の薄毛。
その生え際の薄毛を劇的に改善させる自毛植毛について、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 毛を移植した部分は生涯にわたってケアが不要
- かつらと違い、外れる心配がない
- 自然で美しい生え際を再現できる
解説
1.AGAの影響を受けない後頭部の毛を移植しますので、移植した毛はAGAとは無関係に成長し続けます。移植毛だけに関して言えば、フィナステリド等の内服も不要です。
2.生着した毛は健康な毛と同様に力強く育ちますので、突風などで外れることはありません。
3.既存毛のhair flowを意識して毛穴を作成し、1本毛・2本毛・3本毛の配分に気を付ければ、自然で美しい生え際をよみがえらせることが可能です。
デメリット
- 一度にかかる費用が高額
- 担当医の腕によって術後の結果にばらつきがある
- 一般的な採取方法の場合、採取部位を刈り上げる必要がある
解説
1.移植するグラフト数にもよりますが、基本的には数十万円から百万円程度の費用がかかります。
2.移植毛採取率・移植部のデザイン・植え込みの技術による生着率などは医師や看護師により差があります。
3.FUEでの採取の場合、一般的には後頭部の採取部位を剃毛する必要があります。最近では剃毛が不要な術式も出て来ましたが、通常の方法より高額です。
まとめ
十分な薬物療法を1年以上続けても改善しきれなかった生え際に対しては、唯一残された治療法。
多額の費用がかかり、ダウンタイムも必要だが、それ以上に得るものが多い。
担当医によって結果に差がでるので、医師選びは慎重に。